*おしらせ*
この春、
管理人として住まわせていただいている
「本上田邸」が、
兵庫県の景観形成重要建造物に指定されました。
同じく、庭にあるシンボルツリーの
クスノキ(推定樹齢450年の御神木)も、
景観形成重要樹木に指定されました。
現在、築約130年の邸宅。
2014年に
現オーナー上田正三氏が
昔の姿を残したまま修復されて、
地域に愛されながらいまに至ります。
御先祖様も地域のために貢献されて、
この土地の繁栄を願いつつ、大事に生活されていて。
この家に残っている調度品や食器に至るまで、
とても大事に使われていたんだなぁ…というのがわかります。
家の敷地は約600坪(?!)。
ここに植えてある木は無駄なものは一つもなくて、
シュロの木は箒のために、
梅の木は滋養と通年通して免疫力を保つために、
破竹(ハチク)は建材やカゴ作り等のために、
松や南天は薬のために、
柿も滋養と冬場のビタミン補給、
紅葉は心豊かにするために、
そして何よりクスノキは、焚きつけや防虫のために、
現在でも大切に利用させていただいています。
昔の知恵がぎっしり詰まっていて、
三年住んでおりますが、未だいろんな発見や驚きがあります。
これからもずっとこの地域を見守っていてほしいな。
ありがとうありがとう。
*お知らせ*
5/3〜26
丹波市植野記念美術館にて
三人展(鉄の作家、陶芸家、版画)を開催しております。
入場料はかかりますが、
この本上田邸の版画ポストカードを皆様に進呈しております。(原画も展示中)
ぜひ機会あればお立ち寄りください♪
by tomoko