南インドリゾート3

帰国しましたが、旅の思い出綴ります。

インド最後の日はフォトコーチンという、昔の名残りがある可愛い街並みで一泊しました。
まるでヨーロッパのような…
それもそのはず。この街だけではありませんが、中世のあらゆる激動に巻き込まれた街でもあります。

ケララ州は4割ほどがクリスチャンとか。
あちこちに沢山の教会があります。

この小さな町の聖フランシス教会に
バスコ・ダ・ガマのお墓がありました。
ポルトガルの海賊で探検家、ポルトガルの英雄で、喜望峰周りでインドへ到達した初めてのヨーロッパ人、大量の胡椒を国に届けた人…etc.

歴史は今も脈々と続いており、終わったわけではありません。
歴史を制するものは未来を制す…などと言われますが、正しく歴史を知っておきたいものです。
過去の書籍は焚書されていることが多いので、出回っている情報(本だけでなくデジタル、教科書、AI等)がどれだけ正しいか知る由もありませんが…我々も巻き込まれているのは確かです。

色々と考えさせられつつ…
教会で仏式に手を合わせつつ…
胡椒すごいなぁと思いつつ…
この土地の折衷された文化も愛らしいなと思ったり…
色々変化して、いまこうして私はここで美味しいパンやパスタが食べられるんだと思ったり…
複雑でした。

お宿は贅沢にもスイートルーム。清潔で勤勉な家族経営の素敵な宿でした。


by tomoko

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