懸魚彫り(げぎょ、けんきょ)

お世話になっている大工さんが先週ふらっと来ました。

大工さん「トモコさん、お寺の鐘つき堂の事なんやけどな…」
ワタシ「何かあるんですか?」
大「トモコさん、木、彫れますやろ?屋根の合わせ目のところの飾りに彫刻あって、できへんやろか?」
ト「いや〜版画で木は彫ってますけど、彫刻はやった事ないですよ〜」
大「できますかいな?」
ト「いや、だから…版画で木を彫ってはいるものの……あのその…まぁ、やったことはないけれど…できなくもないかもしれませんが…」

大「じゃあ、お願いしますわ!」

しどろもどろで…とりあえず引き受けてしまいました…なんという大胆な。。

たまたま私の知り合いの木工家さんが、面白がってくださり、
なんでも知ってる方なので、二人でやることになりました。

その屋根の合わせ目部分のかざりを
懸魚(げぎょ又はけんきょ)と言うそうです。初めて聞いた!
木の外側は糸のこで切っていただき、二枚あるので分担し、一枚は私が中の彫りをやってます。

はてさて、どうなるか…ご期待あれ。
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by tomoko

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